男性の育児休業取得率、過去最高の40.5%に ― 令和6年度 雇用均等基本調査

人事労務相談

厚生労働省が発表した「令和6年度 雇用均等基本調査」によると、男性の育児休業取得率は40.5%となり、前年の32.1%から大きく上昇しました。過去最高の水準です。

この調査は、令和4年10月1日から令和5年9月30日までに配偶者が出産した男性を対象とし、令和6年10月1日までに育児休業(出生時育児休業を含む)を開始した割合を集計したものです。

政府が掲げる「2025年までに取得率50%」という目標に近づく形となりましたが、依然として取得期間が短いケースが多いことや、職場の業務体制・意識改革の課題も指摘されています。
企業としては、男性がより利用しやすい環境整備を進めることが求められます。

参照リンク→令和6年度雇用均等基本調査|厚生労働省

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